不動明王のTシャツ
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不動明王のTシャツのあとは・・・・仏像のファッション-如来像
釈迦如来、千手観音、不動明王、毘沙門天、など、誰しも一度は聞いたことがある仏様の名前ですよね。
仏様は、「如来」、「観音」、「明王」、「天」、という大きく4つの種類に分類することができます。
4つの種類の仏様、名前だけでなく、その他様々な共通する特徴があります。
その中でも今回は、「如来様の服装・ファッション」について。
如来とは、すでに悟りを開いている仏様。
ですから、その身なりも、着飾らずとてもシンプル。
布をつなぎ合わせた袈裟をまとっただけです。
ただ、如来の衣服である袈裟も、そのまとい方に種類と意味があります。
袈裟のまとい方は、右肩を出し左肩は隠しているまとい肩と、両肩を隠すまとい肩の2種類に大きく分類されます。
右肩を出し左方を隠すまとい方を「偏袒右肩（へんたんうけん）」といいます。
また、両肩を隠すまとい肩を「通肩（つうけん）」といいます。
仏教では、右肩を出すことは相手への尊敬の意をあらわしています。
ただ、日本の如来像では、右側の背中辺りの布を前方へ引き上げて右肩を隠している変わったパターンもあります。
そして、通肩は、瞑想や説法をするときの袈裟のまとい方といわれています。
ただ、仏像に表現される場合は、この辺は厳密ではないようです。
如来は、「毘盧遮那如来（びるしゃなにょらい）」、「大日如来（だいにちにょらい）」、「釈迦如来（しゃかにょらい)」、「阿弥陀如来(あみだにょらい）」、「薬師如来（やくしにょらい）」、などがります。
仏像を見るとき、各如来像がどのように衣服をまとっているのかを見てみると、仏像は仏様への理解が深まると思いますよ。
